リンゴと春菊のショウガドレッシングサラダのレシピ

新陳代謝をよくしたい、はつらつレシピ。
肋骨を意識した呼吸が身につくと、新陳代謝が活発になるほか、自律神経のバランスが整いやすくなって心も体もリラックス。
サラダで意識したのは、抗酸化作用の働きで新陳代謝を促すポリフェノールに富む食材です。「ポリフェノールは皮や芯に多いので、リンゴは皮ごと使って芯は切り方に工夫を。ゴボウは皮をこそげすぎず水にさらしすぎず、効率よくとりましょう」。
サラダのドレッシングにもショウガをすりおろして加えました。体が縮こまりがちな冬こそ心地よい呼吸を習慣にし、新陳代謝を促す食材を取り入れて、毎日を生き生きと過ごしましょう。
- 材料(4人分)
- 作り方
材料(4人分)
- リンゴ…1/4個
- 春菊…100g
- ささみ…2本
- ゴボウ…1/3本(70g)
- ゴマ油・しょう油…各小さじ1
- 糸トウガラシ…適量
A
- 砂糖、片栗粉…各小さじ1/2
- ショウガ…小さじ1/2(すり下ろし)
- 塩…小さじ1/4
- 酒…大さじ1
- 水…大さじ2
B
- ゴマ油…大さじ1
- ショウガ…小さじ1(すり下ろし)
- 酢…大さじ1
- 砂糖…小さじ1
- しょう油…小さじ1
- 塩…ひとつまみ
POINT.1

芯はギリギリまで活用
リンゴの芯はポリフェノールが豊富。なるべく芯も多く使えるように、種の周りだけ小さめにV字に入れてカット。
POINT.2

ゴボウの皮はこそげすぎない
ゴボウの皮は包丁の背で軽くこそげる。白い部分が見えるまでこそげると皮のポリフェノールが減ってしまうので注意。
作り方
- リンゴは縦半分に切り皮つきで5mmの薄切り、春菊は葉の部分をちぎって水にさらして水気を切っておく。
- ささみをAに漬けてもみ込み、600wのレンジに2~3分かけ、粗熱がとれたらほぐす。
- ゴボウの下処理をする。ゴボウは流水で洗った後、包丁の背を使って皮の黒い部分をこそげ落とし、5㎝長さの細切りにしてさっと水にさらして水気を切り、ゴマ油を熱したフライパンで炒め、しょう油を入れてサッと絡める。
- Bを混ぜてショウガドレッシングをつくっておく。
- 器に春菊をふんわりと盛り、①のリンゴ、②のささみ、③のゴボウを散らして④のドレッシングをかけ、糸トウガラシをのせる。
食材をチェック

リンゴ
リンゴのポリフェノールは優れた抗酸化作用が注目される。豊富なペクチンは整腸作用に効果がある。

春菊
緑黄色野菜の中でも、体内でビタミンAに変わるβカロテンが豊富。加熱すると生に比べ特有の苦みが出る。

ゴボウ
食物繊維は野菜の中でトップクラス。便秘改善に役立つ。ポリフェノールは皮に多いのでさらしすぎない。

糸トウガラシ
辛みの少ない赤トウガラシを乾燥させ糸状に切ったもの。香りがよく鮮やかな色は、料理のあしらいに重宝。
料理研究家 友兼 由子さん
ともかねよしこ/ケータリングやフードコーディネート、食をプロデュースする「L.A.C.」主宰。モロッコなどの北アフリカ、アジア、ヨーロッパで出会った各国の家庭料理を得意とし、雑誌などの各メディアで活躍中。神戸で毎月少人数制の料理教室を開催。