顔トレだけでは「小顔」にはなれない!?骨格から見直してスッキリ顔へ

マスク生活が続く中、「何だか顔が大きくなった…?」と感じている人が多くなってきているようです。顔のむくみ、たるみにトレーニングは基本ですが、原因は顔だけじゃないかも。

目次

PC作業が多い人は顔がたれる!?

顔には30種類以上の筋肉があり、この筋肉によってさまざまな表情をつくっています。しかし、普段の生活でこの表情筋は約20~30%しか使われていません。使われない筋肉は固くなり、リンパの流れが悪くなることで老廃物が滞り、むくみやたるみの原因となります。

特に最近では、仕事などでPCに向かう時間が長い方、人と話す機会が少ない方は「無表情」で過ごすことも多くなっています。それに加えて、マスク生活で顔の動きが制限されたり表情が少なくなったりすることで顔の筋肉はますます使われなくなり、表情筋はどんどん衰えていっているのです。

顔のむくみ・たるみは何とかしたいけど・・・

  • 美顔器の効果をあまり感じない
  • セルフケアで肌荒れ・あざができた
  • リフトアップ用のスキンケアも効果がない
  • 美容鍼は怖い
  • エステは料金が高くて通えない
  • 変化してもすぐ戻ってしまう

鏡を見るたびにため息をついてしまう…。そんな人は、まず顔の土台となる筋肉に注目してみましょう。実は、顔の形のタイプによってたるみやすい・筋肉が衰えやすい部分も違います。トレーニングポイントを変えることで、顔をきゅっと引き締められるかもしれません。

表情筋の役割を理解しましょう

表情筋はたくさんありますが、特に意識してほしい筋肉をこの5つ。

①眼輪筋(がんりんきん)
目のまわりを囲む筋肉です。目元のたるみやくぼみ、シワはこの筋肉の衰えによるもの。

②頬筋
頬の部分に位置する筋肉です。口角を持ち上げる働きもあります。頬筋が衰えると、口元のたるみや口角の下がりにつながってしまいます。

③小頬骨筋・大頬骨筋(しょうきょうこつきん・だいきょうこつきん)
口角のあたりから頬骨・こめかみ付近につながる筋肉で、共に口角から頬まわりを引き上げます。個々の筋肉が衰えることで口元や頬のたるみにつながります。

④頤筋(おとがいきん)
あごのラインを引き締めるはたらきのある筋肉です。この筋肉が衰えると二重あごができてしまいます。

⑤口輪筋(こうりんきん)
口を囲んでいる筋肉。複雑な口の動きをする筋肉。この筋肉が衰えると口元にシワ・たるみのもとに。

美顔トレーニング 顔の形を意識して

顔の形によってトレーニングのポイントが異なるので、自分の顔の形を意識したトレーニングを心掛けましょう。
※顔型は、眉と口を結ぶ縦線の長さと、口を軸として延長した幅の割合で測ることができます。

おすすめ顔トレーニング

目元の引き締めトレーニング

卵形の人は、下まぶたのたるみに注意。目元のトレーニングがおすすめ。
下まぶた中央を写真のように人差し指で引っ張りながら目を閉じていきます。この時、ほおの筋肉を引き上げるように目をぎゅっとつぶってください。10回動作を繰り返しましょう。

①「あかんべー」をする感覚で下まぶたを引っ張ってください。ほおの上に指を乗せるような形になります。
②そのままほおの筋肉を引き上げるように意識してまぶたをぎゅっと閉じてください。10回ゆっくり行います。

頬筋のトレーニング

四角形の人は、二重あごに気をつけて。頬筋のトレーニングがおすすめ。
少し恥ずかしいかもしれませんが、がんばって挑戦してください。まず口を前に突き出し、口を「お」の形にします。次に口を引き下げ、ほおは逆に上に引き上げます。この動作を10回ほど行います。

①口を思い切り前に突き出し「お」を発音する時の形にします。
②口を引き下げ、ほおを引き上げます。この動作を繰り返し行います。

口の両脇の口角を鍛えるトレーニング

面長の人は、太ると首に肉がつきやすいので注意。頬筋のトレーニングを。
割り箸を口にくわえながら「イー」と声を出してください。通常よりも口角が上がり、ほおの下の筋肉が持ち上げられていきます。めやすは5回です。 歯にはあまり力を入れなくて大丈夫。左右の口角の広がりを実感しながらゆっくり鍛えていきましょう。

オトガイ筋を鍛えるトレーニング

逆三角の人は、頬と口角が下がりやすい。オトガイ筋と口元のトレーニングを。
下アゴ辺りにあるオトガイ筋は、鍛えることでアゴのラインがシャープになると言われる筋肉。顔を限界まで上に向け、舌をゆっくりと真上に伸ばして5カウントキープします。
①顔をゆっくりと上に向け、限界まで真上を見上げます。アゴに力を入れ、思い切り突き出すイメージで。
②その後、舌をゆっくりと真上に向かって伸ばし、5カウントほどその姿勢をキープしてください。

口輪筋のトレーニング

まず、ほうれい線の上に指を置き、両手で写真のように口輪筋全体を覆います。口輪筋に置いた指の腹を使って、そのまま円を描くように上下それぞれ10回ずつスライドさせてください。
①鼻の下が中心になるようにほうれい線の上に指を置きます。
②指の腹の部分を使って円を描くように下にスライドさせてください。
③口のサイドに指が来たら今度は逆に上の方にスライドさせます。

「顔だけ小さく」はすぐ戻る?「ずっと小顔」を目指すなら全身から

セルフケアでのトレーニングやマッサージは継続することで、ある程度の効果が見込めます。しかし、「マッサージを欠かさずやっているのに、思ったよりスッキリしない」「顔が歪んでいる気がする・・・」など、悩みが尽きない人は多いかもしれません。これら悩みの原因は、もしかすると顔ではなく、骨盤の歪みにある可能性があります。

意外かもしれませんが、骨盤の歪みは顔の大きさ・歪みに影響を与えると言われています。

例えば、骨盤が前傾すると、バランスを取ろうと背中が丸まり猫背姿勢になります。背中が丸くなると、5kgほどある頭も前に傾いてしまい、首や肩に負担がかかるため筋肉が緊張状態に。
すると、顔に脂肪がつきやすい状態になり、それが「顔がスッキリしない」原因になってしまうのです。

猫背姿勢は、骨盤と股関節が広げてしまうため、腰やお尻が大きくなったり、足の歪みやむくみ、便秘や生理痛などの不調が現れたりするのです。

頭と骨盤の関係性

後頭骨(頭蓋骨の一部)と仙骨(骨盤の一部)は硬膜で包まれており、膜の中は髄液(脳脊髄液)で満たされています。髄液の役割は、脳や神経の保護や、脳や脊髄に栄養を運んだり、体内で発生した熱や老廃物、毒素を体の外に運び出したりすることです。私たちが呼吸をしたり動いたりすることで、後頭骨と仙骨のわずかに動いてポンプのような働きをし、髄液を身体に循環させることができます。

しかし、後頭骨や骨盤に歪みが生じていると、髄液が流れている硬膜がねじれたり、ポンプ機能が悪くなったりします。血液やリンパの流れにも滞りが生じるため、腰痛、股関節痛、むくみなどのさまざまな身体の不調の原因となります。

また、後頭骨の動きが悪くなると、連動して顔全体の骨や筋肉の動きも硬くなり、顔がむくんで見えたりえらが張ったように見えたりします。側頭骨が外へ張り出してしまうと、頭が台形(または逆三角形)のように大きく見えたり、歯の噛み合わせも悪くなったりする原因となるのです。

街中で見かける「小顔調整」で注意するポイント

・フェイシャルエステは表面的なアプローチ
エステなどでも人気な「小顔メニュー」は、顔の表面上のむくみを取り除くことで顔をスッキリさせてくれます。そのため、施術後は顔が小さくなったり血色がよくなったり、歪みが軽減されたように見えます。
エステの施術だけでは、身体や顔の歪みを整えたりすることはできません。顔のむくみが取れても、むくんだ原因を取り除かなければ悩みが解消されることはないでしょう。

・施術後の「好転反応」に気を付けて
整体やカイロプラクティックなどで施術を受けた後、身体に痛みやだるさが現れることがあります。これは「好転反応」と言って、急に変化が起きたことで身体が驚きバランスを整えようとして一時的に不調のような症状が現れる反応です。好転反応が現れることは、身体にとって悪いことではありませんが、症状の度合いや期間には個人差があり、症状が出ている間は不安にもなります。
施術を受けることで、どのような好転反応が予想され、出た際にどう対処すれば良いか、しっかり説明してくれる施術所を選びましょう。

健康的で美しい「身体」と「顔」を手に入れよう

骨盤がきちんと整えば、身体の歪みも解消でき、筋肉や関節の緊張もほぐれて血液やリンパの循環もよくなるため、身体に生じていた不調も緩和されるでしょう。
頭の骨や筋肉の動きも良くなるため、悩んでいた顔もスッキリと理想のフェイスラインを手に入れることができるかもしれません。

(HONEY-STYLE22号より抜粋)

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