楽トレしても効果なし?その原因は“位置”にあるかも

忙しい毎日の中合間をぬって接骨院に通っているのに、施術の効果が実感できないと不安になるとともに、通うのが嫌になってしまいますよね。

接骨院に通っている方の中には、施術効果を感じられずに「続けても意味があるのかな?」と疑問に感じて通わなくなった…、という方も多いのではないでしょうか。

最近は、EMS(Electrical Muscle Stimulation)という筋肉への電気刺激による筋力アップのサービスが多くの接骨院で提供されています。

接骨院に導入されているEMSには多くの種類がありますが、中でも人気なのが楽トレというEMSです。接骨院でよく耳にする楽トレは、特許取得(特許番号:第5535405号)のダブルインパクト波形によって深部の筋肉まで電気刺激を送ることができます。

目次

楽トレを受けても痩せられない原因

楽トレを受けていても満足した効果がない、痩せられない、筋肉がつかない…というお声を耳にすることも。
楽トレは「筋トレ」ができる機械で、数回受けるだけで十分な効果があるわけではないことを理解しておきましょう。楽トレを3回受けたから腹筋がバキバキに割れるというわけではありません。
満足のいく結果を得るために大切なポイントをご紹介します。

筋肉が大きくなる、強くなるメカニズムは?

筋肉の組織は繊維状に重なっています。大きな力を出すことで、筋肉の繊維が傷つけられることがあり、これが筋肉の成長に繋がります。

傷ついた筋細胞はサイトカインと呼ばれる物質を放出します。サイトカインが放出されると免疫システムが傷を治そうと働きます。筋繊維が傷ついては修復される、これを超回復といい、このサイクルを繰り返すことで筋肉の体積が増加し、強く大きく成長して筋力アップにつながります。

通常、全身の筋肉は日常生活で必要な運動には適応しているため、日常生活を送っているだけでは筋肉を成長させられるほどの負荷はかかりません。筋肉を大きくしたり強くしたりする場合は、新しい筋肉をつくる「筋肥大トレーニング」をする必要があります。これは普段している運動よりも高い負荷をかけることで筋肉が大きくなるというもの。

また、筋肉へ継続的な負荷がかからないと筋肉が縮んでしまうという現象「筋委縮」も知られています。大きな負荷をかけて筋肉の成長を促すためには、筋肉を伸ばしながら力を出す「エキセントリック筋収縮」と呼ばれる運動が効果的です。

筋肉の回復には、食事と睡眠が必須

筋肉の成長にトレーニングが大切なのは確かですが、栄養を摂らなければダメージを受けた筋肉を回復させることはできません。食事で摂るタンパク質は体内でアミノ酸に変化して、再びタンパク質になり筋肉をつくります。

タンパク質の合成を促すインスリンや、筋肉の成長を促すテストステロンなどのホルモンも、筋肉の成長に大切です。傷ついた筋肉を修復して成長させるサイクルは、寝ているときに活発になります。つまり、筋肉を成長させるためには身体を休めることも大切なのです。

楽トレで筋トレと同じような効果を得ることができる?

筋トレ=表面の筋肉を鍛えて大きくしていく、というイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、楽トレでそのような効果は出せるのでしょうか?

結論からいうと「筋トレの効果は出せる」のですが、接骨院の施術では、基本的に楽トレのインナートレーニングモードが導入されています。

このモードは先述の表面の筋肉を大きくしていくモードではありません。身体の表面ではなく、骨に近い部分、いわゆる深部の筋肉(インナーマッスル)に対するアプローチです。そして姿勢や関節を良い状態に保つサポートをするために必要な筋肉を鍛えていて、表面の筋肉には目で見えるような大きな変化は出ないことの方が多いのです。

よって接骨院での施術サービスは根本的に皆さんがイメージしている筋トレとは少し違う目的で行なっているということです。楽トレのモードの中には筋力トレーニングモードというモードもあり、こちらが筋肉や筋力を増大させるのに適したモードであると言えます。

もし表面の筋肉を大きく強くしたいと思って楽トレを受けている場合は、楽トレのモードの確認をしてみてくださいね。

インナーマッスルを鍛えたいのに効果なしの原因は?

接骨院の先生からおすすめされて、インナーマッスルを強化するために楽トレを受けているのに、効果がないという方もいらっしゃいますが、そこにもいくつかの原因が考えられます。

筋力を強化するほどのレベルになっていないかも

楽トレには、強度レベルが1~30まで設定されています。
楽トレ=筋トレというご説明をさせていただきましたが、あまり筋トレをしたことがない人にとってはどれくらいのレベルで楽トレを受けたら筋力が上がるのかイメージがつかないかもしれません。

レベル1でも筋肉は動きますが、レベル1で全員が十分な効果を得られるわけではありません。どのくらいの強さが適正なのか?それは人それぞれで一概にはいえませんが、楽トレを受けながら、リラックスができてスマホを触ることができたり、雑誌を読んだり、楽しく会話できたりするのであれば、少しレベルを上げる必要があるかもしれません。

反対に、呼吸がしにくかったり、身体全体が硬直してしまったりするとレベルが強すぎる可能性も。楽トレを受け終わった後に十分な疲労感があり、その日の夜ぐっすり眠れた、ときがちょうど自身に合うレベルと言えます。

楽トレは初回からいきなりレベルを強くする必要はありませんが、受けていくなかで徐々にレベル強めていくことが大切です。楽トレはあくまでもトレーニングであり、本来であれば2年ぐらいかけて毎日の厳しいトレーニングで強化していく体幹の筋肉やインナーマッスルを、わずか数ヶ月、週2回の通院で寝たまま楽につけることができるマシンです。楽に鍛えることはできますが、楽トレのレベルが低ければ満足のいく効果は得られません。
今受けているレベルで問題がないか疑問に感じたら、接骨院の先生に相談してみましょう。

 

パッドを貼る位置が間違っているかも

楽トレは、身体にパッドを貼ってそこから電気が流れ筋肉が動く仕組みです。モードも強度レベルも合っているのになかなか思うように効果を実感できない場合は、パッドを貼る位置が間違っているのかもしれません。

人によって骨格や筋肉は少しずつ異なっていて、自分で貼っていたり、筋肉や骨格の事を熟知していない人に貼ってもらったりしている場合は、楽トレの効果を100%出せない可能性も。

同じ強度レベルでも1cmパッドをずらせば、電気の流れ方が変わることを実感できます。楽トレを受ける間に少しパッドの位置をずらしてもらったり、自分でずらしても良いか先生にきいたりして、より効果がある位置を探してみることもおすすめです。

貼る位置によっては、本来3回で済むところを、4回受けなければならない、なんてこともあります。今の自分の身体には、このポイントが一番筋肉の動きを感じる!という位置を探してみましょう。

楽トレを受ける回数や施術期間によって効果は変わる

回数や施術期間による効果の違いには個人差がありますが、筋力アップしやすい方でも3ヶ月間、週2回楽トレを受けることをおすすめします。回数にすると、20~25回程度です。

筋力が低下してしまっている場合は、楽トレを始めてから、筋肉が正常に動き出すまでに時間がかかってしまうこともあります。他人と比較せずに、自分の身体に耳を傾けて焦らずに受けることが大切です。

楽トレを受ける回数を重ねていくうちに、そこまでレベルを上げなくても大きな筋の収縮や伸張の動きを感じる、といった楽トレの効果の感じ方に変化が出てくる方も多くいらっしゃいます。
人は徐々に変わってくる変化に気づきにくいので、最初はどうだったのか?楽トレを受ける前の身体の状態をよく覚えておくよう心がけましょう。

楽トレを受けるうえで気を付けたいポイント

深い呼吸をする(腹式呼吸)

意識的に深い呼吸をし続けることによって、表面の筋肉がリラックスして深層の筋肉がより活発に動きます。

意識的に筋肉を動かしてみる

楽トレで鍛えた後に、20分程いつもより歩幅を大きくして歩いてみましょう。楽トレで鍛えた筋肉のクールダウンや更なる運動効果にもつながります。

睡眠不足に注意して、アルコールを控える

筋肉を大きくするためには睡眠が重要です。楽トレの効果を維持するために、質の高い睡眠の邪魔をするアルコールは、受けた日はできるだけ控えましょう。


楽トレ Q&A

Q.楽トレは毎日受けても良いの?
A.そんなに身体に良いのであれば毎日頑張ります!という方もいらっしゃいますが、筋トレは毎日やっても望む結果は得られないことの方が多いかもしれません。ただし貼る位置を変えれば、毎日楽トレを受けても問題ありません。

Q.プロテインは飲んだ方が良いの?
A.タンパク質は筋力アップだけではなく、身体にとって必要な栄養素です。筋力を大きくしたいときにはより必要ですので摂取する方が良い時もあります。食事でたんぱく質を摂取できているのであれば無理にプロテインを飲む必要はありません。

楽トレ(EMS)を受けられる接骨院を探す